【宮城】仙石線不通区間の野蒜駅の現在の状況 [その他いろいろ]
GWの仙台、日本三景の松島には多くの観光客が来ていた。「震災復興のため、
地域、街が活気づく」それは大切なことだろう。でも、そこから、少し北に進むと、震災から
2年の月日が過ぎたのに…。そこにあったのは「そのままにされた姿」だった。
東松島市野蒜地区。仙石線不通区間となった高城町〜陸前小野。現在、代行バスが走るその区間にあるかつて「街だった」場所。駅は支柱が折れ曲がり…ブロック塀も崩れたまま…線路の上は土で覆われ…コンビニエンスストアは荒れたまま…橋のガードレールが曲がったまま…ポツンと残ったままの民家…埃まみれの理科室(成瀬第2中学校)…そして校歌の歌碑。皆、ここで生活してたんだ。電車に乗り、学校で学び、コンビニで買い物し、家族と暮らし…そこには笑顔のある日常があった。地震と津波は全てを奪い去った。今、生かされてる自分自身。改めて哀悼の意を表します。
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